2018年に見たアニメの感想
はじめに
2018年に見たアニメ34作品の感想を書いていきます。ネタバレあります。
冬アニメ
ゆるキャン△
リンちゃんとなでしこの関係性がとてもよかった。どんな趣味でも、その趣味に対するスタンスは人それぞれで、一人で楽しんでもみんなで楽しんでもいい。リンちゃんもなでしこも自分の考えを他の人に押しつけない。
特に5話が最高だった。みんなでキャンプしに行くなでしこと、一人旅のリン。最後、自分が見ている夜景を送り合うシーンは、物理的には別々の場所に立っているのだけど、心理的には二人並んで立っているぐらいの感じがでててエモすぎる。
三ツ星カラーズ
メインの三人にそれぞれ裏があって面白かった。
結衣:いい子に見えて怒らすと人の弱点をちゅうちょなく攻める
琴葉:頭よさそうに見えて頭悪い。ゲーム下手くそ。
さっちゃん:アホそうに見えて空気読むべきところではしっかり空気を読む。
背景がすごく細かく描かれていて、背景みるだけでも楽しめた。
宇宙よりも遠い場所
今年一番面白かった自信をもって言えるアニメ。毎話、挿入歌が流れるたびに泣きそうになった。すべてのエピソードがいいんだけど、その中でも特に11話と12話はすごすぎる。
11話のしらせが啖呵を切るシーンは、台詞もすごいんだけど、何よりそれまでにしらせとひなたの仲が深まるエピソード(シンガポールでのパスポート紛失事件など)を描いてきたからこその感動だと思う。
からかい上手の高木さん
高木さんのかわいらしさがすごかった。作画も声もすごくよかったです。個人的には中井と真野さんのいちゃいちゃがもっと見たかった。
ポプテピピック
なんだかんだ全話見た。ポプ子とピピ美の仲の良さが伝わってくるいいアニメでした。おそらくこの二人は、他に友達がいなくて、生涯他の友達ができないであろうことを薄々知っているからこそ、あんなに仲がよいし、他者に攻撃的なのだと思う。
ヒカルの碁好きだから、6話の将棋の話が個人的お気に入り。
おそ松さん2期
安定して面白かった。
トト子が六つ子と付き合わないのは、六つ子の仲を壊したくないからな気がしてきた。
いろんなコントがあったけど、カラ松タクシーが一番好き。
だがしかし2
ヒロインが消えることでまんねりを打破。最後にはほたるさんが戻って来てきれいに終わった。
メルヘン・メドヘン
1話目で主人公が全裸を本で隠しながら逃走するシーンを見て視聴を決めた。
原作の方も読んでみたいと思いました。
オーバーロードⅡ
リザードマンと執事のセバスが活躍した二期。アインズ様の出番が少なめだった気が。でも面白かったです。
春アニメ
ウマ娘 プリティーダービー
これはウマ娘の物語というより、トレーナーの物語だった。最終話でトレーナーがウマ娘の名前を呼ぶところの声優さんの芝居がすごかった。ウマ娘の走り方も一人一人違うフォームでかっこよかった。エルコンドルパサーの走り方が一番好き。
ヒナまつり
すごい笑った。ヒナは最初は地球の常識の分かっていなかっただけで、学習して常識人に近づいていくのに、瞳は詩子のせいでどんどんやばい方向へ向かって行く。瞳は担任もクズだし、ほんとついてない。子供にとって何が大事かって、周りにちゃんとした大人がいることだと思わされた。
OPのりえしょんの歌がすごくよくて何回も聞いた。
多田くんは恋をしない
王道の展開で、変にひねらず、あっさりした面白さ。二人は結ばれず終わるのかなと思っていたらハッピーエンド。結局、王室の跡継ぎ問題はどうなったのかとかは深く考えない方がよさそう。
あまんちゅ!~あどばんす~
1期で頼りなかったてこがお姉さんっぽくなった二期。てことことりのエピソードもっと見たかった。6話のハロウィンの作画が異様によかった。
ピーターの話は、愛ちゃんが失恋してすごく切なくなったところで、文化祭当日の朝が来て、これから楽しい文化祭が始まるっていう終わり方で、すごく青春だと思う。
3D彼女リアルガール
主人公の逆切れとか開き直りが面白くて見てた。
SAO オルタナティブ ガンゲイル・オンライン
原作好きで読んでたから視聴。ピトフーイがやばい奴かと思ったら、主人公のレンがそれ以上に狂人。
刀使ノ巫女
話の展開が速くて楽しめた。ひよりはチョコミントが好きとか言い出すあたりからキャラに深みが増した気がする。ストーリーは少年漫画っぽかった。
宇宙戦艦ティラミス
巨大ロボ使って宇宙で戦う壮大な話なのに、すごくしょうもないことで悩んだりしてる主人公。あえてはずす笑いとか緊迫したシーンにいきなり生活臭を出してくる笑いがたくさんあった。
夏アニメ
はるかなレシーブ
沖縄に行って従妹の子といちゃいちゃする百合アニメかと思ってたら、熱いスポコンだった。特に最終話のはるかのセリフ、
「私のブロックはクレアが教えてくれたブロックだから」
は感動せざるをえない。はるかは初心者だったのにそれから練習を重ねてすごいスピードで成長した選手で、はたから見ればはるかに才能があることは明らかなのだけど、はるか自身は自分に才能があるとは思っていなくて、はるかの自信の根拠は、クレアとのブロック練習だったっていうのがいい。
あと、2話のかなたの回想で、一人で練習してるシーンに、「ずっと待ってたんじゃないの? この日を」ってモノローグが入るのも、すごくよかった。
それぞれのキャラクターに芯があるいいアニメでした。
あそびあそばせ
原作好きで、アニメはどうなるかなと思ったけど、面白かった。「刀使ノ巫女」の糸見沙耶香っていうクールで無口なキャラを演じていた声優の木野日菜さんが、華子を演じてて、役の振れ幅すごいって思った。
あそびあそばせのキャラは美少女多いけど、華子とかオリヴィアとか香純さんとかはあくが強いから、結局一番の美少女は、オカ研のアグリッパ。
プラネット・ウィズ
ストーリーラインの面白さがずば抜けてた。クライマックスが十回ぐらいあった気がする。閣下と先生の名前がカレルレンとラシャヴェラクだと判明したときは、すごくテンションがあがった(『幼年期の終り』好きなので)
あと銀子がとにかくかわいい。普段は普通のしゃべり方なのに、閣下とか龍の前で王女様っぽいしゃべり方になるのとか、すごく好き。
立ち位置が違えば見える景色が違ってくるから絶対的正義なんてないってことををすごく丁寧に分かりやすく面白く伝えてくれたアニメ。
すのはら荘の管理人さん
おねショタアニメ。
ヤマノススメ サードシーズン
あおいが成長して他人とコミュニケーションを取れるようになってしまったから、ひなたがすねて、でも、仲直りしたという話。ひなたもあおいにかなり依存してたんだなと意外だった。
作画がすごくよかった印象。
あと、ほのかちゃんがすごくブラコンだった。
はねバド!
原作にないシーンもたくさんあった。試合中の動きとかすごかった。
原作の8巻で重森が監督から今の評価をもらうシーンがすごくいいから、アニメでも見たかった。
異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~
居酒屋とか普段いかないから、居酒屋にどんなメニューがあるのかとか知れてよかった。エールとラガーの違いとかもこのアニメで初めて知った。
オーバーロードⅢ
デミウルゴスが頭よすぎて困ってるアインズが面白かった。4期はいつだろうか。
秋アニメ
SSSS.GRIDMAN
アカネの方に感情移入して見てしまったアニメ。無駄な回がなく、最後の着地もよかった。ストーリーの整合性よりも、作画のワンシーンワンシーンの気持ちよさの方を追及してたんじゃないかなと思いました。トリガーはそれでいい気がする。
ゾンビランドサガ
第7話と第8話が神。
落雷までは予想できるけど、そのあと帯電して声がテクノっぽくなってそれで歌うとか、普通そんな脚本思いつかんやん。
8話は真心に訴えたエピソードで、今まで3Dだったライブシーンが手描きになっててすごい丁寧だったし、ライブの途中に映し出されるまさおと父の思い出の静止画がよすぎる。
2期を強く希望。
うちのメイドがウザすぎる!
聞いたことないようなオリジナリティあふれる変態的なセリフがたくさんでてきた。メイドが変態で気持ち悪いから、ミーシャのかわいさが引き立つという構図。
何気に途中から登場したみどりが最終回などでかなり潤滑油的な役割をこなしていたから、この作品のMVPはみどりかもしれない。
やがて君になる
黄昏時のの空や雲、あと水族館の水槽の作画がとてもきれいだった。余計な台詞や冗長な説明台詞がなく、洗練されてた。漫画未読だから、漫画買おうか迷ってる。2期来い。
ひもてはうす
「てさぐれ部活もの」が好きだから視聴。
上坂さんのオタクの演技が神がかっていた。
なんか考察ポイントも作ってくれている気がした。
となりの吸血鬼さん
非常識な人間と常識のある吸血鬼の話。
EDの曲がすごく好き。
映画「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア」の舞台を現代の日本にしたって感じのアニメでした。
宇宙戦艦ティラミスII
いすず陣営も活躍した二期。3話に登場した生協のお兄さんが個人的につぼ。
ソードアート・オンライン アリシゼーション
キリトがそれなりの強さに落ちてるから、また成長を楽しめる。
アリシゼーションの意味が分かった時はなるほどなあと思いました。
ティーゼどうなるんだろう。今後も視聴続けます。
キラッとプリ☆チャン
春から3クール視聴してきたアニメ。赤城あんなが面白い。
ライブシーンは毎回レベル高くてびっくりする。コーデは桃山みらいのスカートがふっわふわなやつが一番好き。 引き続き視聴。
おわりに
アニメを作ってくださった皆様、本当にありがとうございました。
2019年もいろんなアニメを見て楽しみます。